Python 試験


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第1章 Pythonの特徴

・コンパイルが不要

 

・インタープリター

 

・処理のまとまりを表すとき、インデントを用いる

 

・Pythonという名の由来は英国BBCの番組「Monty Python's Flying Circus」にある

 

・他のプログラム言語で書かれたプログラムを使って機能拡張できる

 

・対話モード

 ・WindowsではコマンドプロンプトあるいはPowerShellで「python」と入力

 ・macOSではTerminal.appで「python3」と入力

 ・起動すると

  ・バージョン番号に続いてヘルプおよび著作権情報などを確認するためのコマンドが表示される

  ・一次プロンプトは「>>>」二次プロンプトは「...」

  ・行を継続するとインデントは自動で挿入される

 ・Windows環境ではPythonの環境変数PATHに設定されていないと対話モードが起動されない

  Pythonをインストールする際の「Add Python 3.x to PATH」にチェックを入れる

  対話モードが起動しない場合はPythonの再インストールを行う

 

・文字コード

 ・ソースコードファイルはデフォルトではUTF-8でエンコードされたものとして扱う

 ・UTF-8以外の文字コードを使用するにはプログラムの先頭に以下を追加する。以下はshift_jisの場合

  # -*- coding: shift_jis -*-

 

・多重代入

 ・一度に複数の変数に値を代入する操作

 ・以下は値を入れ替えている

  a = 10; b = 20; a, b = b, a

 

・コーディングスタイル

 ・可能であれがコメントは独立した行に書く

 ・ソースコードの幅が79文字を超えないように折り返す

 ・インデントにタブを使わず、空白4つをつかうことが推奨されている

 ・Pythonがプログラム言語として推奨しているスタイルガイドは通称「PEP 8」と呼ばれる

  名前は「Python Enhancement Proposalsの8番目」であることが由来

 

・文字列の記述

 ・シングルクォート「'」、ダブルクォート「”」を使う

 ・関数やクラスの説明を書く際はトリプルクォート「'''」および「"""」を使う

 

・コメントの記述

 ・ハッシュ文字「#」を使う

 

・入力履歴ファイル

 ・自動生成されるファイル

 ・ファイル名「.python_history」

 ・ユーザーディレクトリーに作成される

 ・対話モードでカーソルキーの上下を押すと履歴として表示される


第2章 テキストと数の操作

・算術演算子の順序

 ・優先順位:べき乗「**」、乗算/除算、加算/減算の順になる

 ・除算の結果は浮動小数点になる 例「100 - 5**2 + 5 / 5 」の結果は「76.0」になる

 

・文字列リテラルの連結

 ・文字列うリテラルとはシングルクォートあるいはダブルクオートで囲まれた値を指す

 ・複数行で記述する場合は () で囲んで改行しながら列挙する

text = (
  "hljs-string">"Usage: "
  "hljs-string">"-h help"
  "hljs-string">"-v version"
)
print(text)

》response

Usage: -h help -v version

 

・改行文字

 ・改行は\nで表され、1つの文字として扱われる。これを改行文字という

 ・トリプルクオーター「"""」を使うとリテラル中の改行が改行文字として反映される

 

・関数 len()

 ・文字列の長さを返す

 

 ・文字列のスライス

 ・スライスとは指定した範囲の文字列を切り取る操作

 ・文字列 [ 開始位置 : 終了位置 ]

 ・スライスの位置    | a  |  b  |  c  |  d  |  e  |  f  |  g  |   例 worrd = "abcdefg"

  整数での指定の場合  0     1      2      3      4      5      6      7       word[2:5] は "cde"

  負数での指定の場合   -7    -6     -5     -4     -3     -2    -1       word[-5:] は "cdefg"

 

 

 ・f文字列(フォーマット済み文字列)

 ・f"文字列{値:フォーマット指定子}" 例 price = 15000; print(f"価格:{price:7d}") ※07dで0埋めされる

 ・f文字列を使うことで文字列の中に式の値を入れられるようになる

 ・式の後にフォーマット指定子のオプションを追加することで式の値にさまざまな書式を設定できる

 ・フォーマット指定子

  b  :値を2進数で出力する

  d  :値を10進数で出力する

  x  :値を16進数で出力する

  f   :値を与えられた精度まで少数で出力(.5fで少数第5位で丸める)

  % :値を100倍しパーセント記号が付いた形式で出力

 

・メソッド format()

 ・"文字列{Field1}{Field2}{Field3}・・・".format(引数1, 引数2, 引数3)  Field:フォーマットフィールド

 ・記述方法には3種類ある

  ①フォーマットフィールドに引数のインデックスを記述

   "spam: {0}, ham: {1}, eggs: {3}".format(x, y, z)

  ②空のフォーマットフィールドを使う。その場合は引数の値が順番に埋め込まれる

   "spam: {}, ham: {}, eggs: {}".format(x, y, z)

  ③フォーマットフィールドにキーワード引数を記述 

   "spam: {a}, ham: {b}, eggs: {c}".format(a=x, b=y, c=z)  この場合、キーワード引数はa, b, c

  ※フォーマットフィールドに引数の変数名を直接記述することはできない


第3章 リストの操作

・リストはPythonで複数の値を扱うための基本的なデータ構造

 

・データの種類は、整数、浮動小数点、文字列など

 

・リストの構造

            0    1    2    3    4 正のインデックス

   data = [ 1,   2,   3,   4,   5] 一つ一つが要素

        -5   -4   -3   -2   -1 負のインデックス

 

   角括弧(かくかっこ)とカンマを使う

   文字列と同様にインデックスで要素を参照

   文字列とは異なりインデックスで更新することが可能

   先頭のインデックスは0を使用

   末尾のインデックスは要素数-1

 

・リストのスライス範囲

 ・「開始位置:終了位置」でき記述

 ・開始位置を省略すると先頭からになる

 ・終了位置を省略すると末尾までになる