ユーザ
≫ アカウント
ユーザーの管理単位。システム管理者(root)と一般ユーザーに分かれる
≫ システムアカウント
システム内部で特定のアプリケーションを動かす専用のアカウント
どんなユーザがいるのか確認
$ cat /etc/passwd | grep vagrant vagrant:x:500:500:vagrant : /home/vagrant : /bin/bash |
新規ユーザーを追加(サブグループ:vagrant)
# useradd -G vagrant hoge # id -a hoge uid=501(hoge) gid=501(hoge) 所属グループ=501(hoge),500(vagrant) |
グループ
≫ グループ
同一グループのユーザーは、そのグループ所有のファイルに対し、読み込み、書き込み、実行が可能
自分の所属するグループの確認
$ groups vagrant |
グループ情報の確認
$ cat /etc/group | grep ^vagrant vagrant:x:500:vagrant,hoge |
≫ グループの種類
ユーザーの基本のグループの事をプライマリグループとか、イニシャルグループといい、
それ以外で所属しているグループの事を、サブグループという
あるユーザーがファイル等を作成した際のグループは、プライマリグループになる
$ whoami hoge $ id uid=501(hoge) gid=501(hoge) 所属グループ=501(hoge),500(vagrant) hogeがプライマリグループ。vagrantはサブグループ $ touch test.txt $ ls -l -rw-rw-r-- 1 hoge hoge 0 3月 20 15:21 2017 test.txt
|
所属している今と違うサブグループにログインした後にファイルを作成すると、
そのグループはログインしたサブグループになる $ groups hoge vagrant $ newgrp vagrant グループにログイン $ id uid=501(hoge) gid=500(vagrant) 所属グループ=500(vagrant),501(hoge) $ touch test2.txt $ ls -l -rw-r--r-- 1 hoge vagrant 0 3月 20 15:27 2017 test2.txt |
ユーザーの切り替え
≫ su - と、su の違い
「-」をつけた場合は、現在のシェルの環境変数をすべて解除し、指定したユーザーとして
シェルが起動される。そして、カレントディレクトリをそのユーザーホームディレクトリとする
「-」をつけない場合は、現在の環境変数が引き継がれる(USER, HOME, LOGNAME以外)
別のユーザーに切り替える
$ sudo su - hoge $ whoami hoge $ echo $HOME /home/hoge |
≫ sudoとsuで聞かれるパスワードは違う
sudoは「他のユーザとしてコマンドを実行する」ためのコマンド、
suは「他のユーザになる」ためのコマンド
別のユーザーに切り替える際、パスワードを聞かれたら
$ sudo su - hoge パスワード: sudoパスワードを入力する $ su - hoge パスワード: hogeユーザのパスワードを入力する |
基本こちらを参考にさせて頂きました
参考 Linux 基礎知識
Linuxのディストリビューションや主なディレクトリ
参考 Linuxをはじめから
グループ
参考 びぎねっと
sudoとsuで聞かれるパスワードは違う
参考 sudoとsuで聞かれるパスワードは違う
スワップ領域
参考 Linuxキーワード - スワップ領域:ITpro